コラム

働く現場の過酷さ

04m (3)ここでは、介護や訪問看護における実態のようなものについて紹介していきたいと思います。

訪問看護と言ったら、看護師さんが利用者の自宅に行ってサービスを行ってくれるという素晴らしいものという認識があると思います。

ですが、働いている側としてはとても過酷な現場となっています。

当然ですが、利用者がどのくらいのレベルで生活ができるのかについては差があります。

ですから、軽く介護をしたらいいだけの人から、じっくり時間をかけなければならないという人もいます。

そして、最近は動けないという利用者が増えている影響もありますし、1日に診なければならない人の割合も増えているということがあって、激務を要求されているといわれているのです。

理想と現実とのギャップ

そして、そんな状況があるのですが、これから働きたいと思っている人の理想は、笑顔でゆっくりと一人一人の利用車と接して、納得いくサービスを提供するということだと思います。

ですが、現実はそんなに甘いものではなくて、全額自己負担の利用者でなければ、最長90分までしか1度に利用できないですし、利用制限も出てきます。

そのような状況の中にあって、十分な話や世話などできるわけもなく、結局中途半端な処置で終わってしまうこともありますし、急ごうとしたら心のこもった対応ができないという風に、理想と現実とのギャップがかなり激しいところもあるのです。

ちなみに、介護保険制度というものがあるのですが、2015年度からはこの額が下がるということもあって、利用者への負担は減ることが期待されているということです。

ただ、負担が減って支払う額が減るということは、それだけ訪問看護で得られる利益もへってしまうということですから、その分サービスの質も下がってしまうことが懸念されています。

自宅での療養が主になっていくという方向性は間違っていないのに、この点がどこかずれているようなところがあるわけです。

そして、今の世の中は超高齢社会に向かっているといわれていますが、それは正に死とどのようにして向き合うかということに他ならないところがあります。

実際、死ぬときは布団でと考えている人の割合は8割もいるわけですが、実際にそれが可能かどうかといわれてみると、それは難しいと答える人の割合も高いです。

こうした状況を踏まえて、超高齢社会の医療をどのような形にするのかというのはとても大きな課題だといえるのです。

介護費用は保険を使おう

ちなみに、この介護に関しての医療費はどのくらいかかるのかについて気になったことはないでしょうか。

実際の平均額としては、675万円と言われていますが、この内訳としては100万円以下というのが約3割となっており、一番大きな割合となっています。

どうしてこんなに平均額が高いかというと、2000万円以上かけるという人が1割いるからです。

介護費用に関しては、保険を使うことでかなり値段を下げることができますから、そういうものを利用するのも一つの手だといえるのです。

少し触れておきたいのが、病院ビジネスと呼ばれるものの実態です。

病院はボランティアでやっているわけではありませんから、お金を稼ぐことが目的になるのは仕方ありませんが、生活保護受給者を使った不正なビジネスが行われているともいわれています。

医療負担がかからないことから、何度も治療を受けさせたり、余分な治療をしたりと好き勝手やっているともいわれています。

こうした状況は見過ごせるものではなく、今後の大きな課題であるともいえます。